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医師・歯科医師に特化した総合資産管理コンサルティング

スタッフの帰属意識



こんにちは!
ドクターズライフ安心倶楽部の山田です。

今回は、私が聞いた体験談を載せようと思います。

先日、実家の近くにある歯科と内科がくっついている医院に行った時の事です。
私がコンサルタントということを知っていましたので、こんな相談がきました。

「最近、スタッフとの関係があんまり上手くいかないんだよね~
                           山田君何か良いアドバイスない

と。

確かに私が今まで何度も医院に通っていますが、先生とスタッフのコミュニケーションはあくまで仕事上でのコミュニケーションという感じで、楽しい職場という雰囲気は出ていないなと感じていましたので、私から一つ質問しました。

山田 : 「先生はスタッフさんに感謝をしてると思いますけど、その思いを心に残るモノとして
      何かに表していますか?
      例えば定期的にスタッフさんみんなでご飯に行ったりなど…」

Dr : 「あまりしてないな。」

と、やはり予想通りの返答が返ってきました。

やっぱり、帰属意識はスタッフの意識向上からくるものにもなりますので、仕事を仕事だから仕方なくやっているなど、この職場はキツイだけだなど思われてしまうとスタッフさんも嫌になり辞めてしまうケースもあるようです。

これは開業医だからではなく、会社としても一緒の事が言えると思います。

例えば、私事ですが年明けに目の手術のために眼科に通っていたのですが、その医院では手術が終わってもう通院の必要がなくなった患者さんに対して、健康会という集まりをしています。この集まりは手術が無事終わった患者さんや通院が終わった患者さんに対して、目がどれほど大切なものかを知って頂く会です。この企画を提案したのはスタッフさんということに驚きました。
こういった提案をできるというのは、スタッフさんの仕事に対しての意識が高い表れだと思います。
この話を先生にすると、これは自分も取り入れる!と言ってました(笑)

ただ単に、スタッフさんとのコミュニケーションを作るのではなく、良い意味で患者さんを巻き込んだイベントも面白くて良いものだと私は思います。

ある雑誌の記事では、スタッフの誕生日にサプライズパーティーをしたり、月1回のスタッフ感謝会、四半期に1度の働きぶりの表彰式、過去にミスした事が出来たときにキチンと褒めると書いていました。
こういった取り組みもすごく大事ですね。

こういったスタッフの意識向上や帰属意識などは、開業医であれば全員が通る道であり、悩む所の問題の一部にはなってくるのではないのでしょうか?
この先生は、内科と歯科のスタッフ関係もあったりするので、特殊なのかもしれませんが取り組むべき考えは一緒なのかもしれませんね。

今月に入ってからは、頻繁にスタッフとのコミュニケーションを作ろうと頑張っているみたいです。

最近では、スタッフさんより先生と私の関係の方が良くなってきているのが心配です(笑)

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