社長対談

TALK
医師・歯科医師に特化した総合資産管理コンサルティング
石川明様におかれましては、2021年(令和3年)2月8日ご逝去されました。
ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。
株式会社インベストメントパートナーズ
代表取締役 川口 一成

「医業に専念していただく」ことが大切!

開業医として独立し、順調なステップを踏んでいくと自ずと資金計画、税金、雇用問題など様々な問題に遭遇します。そして、リタイア後の人生の送り方も、当たり前のように考えるようになります。

トータルでの人生設計を、パートナーとして付き合える!インベストメントパートナーズのコンサルスタイルの真髄がそこにあります!
※本記事は、2013年(平成25年)に行った対談内容となっております。掲載内容は当時のものであり、現在とは一部異なる部分もございますので予めご了承ください。

対談者紹介

(右)石原明 氏(経営コンサルタント)
ヤマハ発動機(株)、大手監査法人コンサルティング部門、外資系教育会社日本代理店を経て、日本経営教育研究所を1994年(平成6年)に設立。講演活動、執筆、 各社顧問および幹部教育などで活躍されたコンサルタント。

(左)川口一成(インベストメントパートナーズ代表)
大手不動産ディベロッパーにて設立と同時に事業に参加し、約10年間、収益型不動産のコンサルタントを担当。現在、資産運用コンサルタントとして、主に不動産投資分野で幅広く活躍中。

対談内容レポート

昔と違って経営センスが開業医成功の成否を分ける

川口 石原先生のコンサルティングを受けている開業医の方々の最近の傾向を教えていただけますか?
石原先生(以下石原)  そうですね、“経営センスの有無”が、医院としての成功の差異としてはっきり出てきているのを感じることが多いですね。昔は技術第一で、技術が良ければ、医院経営は成功していたように思いますが、今は技術と経営センスが問われます。
川口 やはりセンスですか。
石原 センスの有無というより、センスがあっても顕在化されていないだけの方も多いですね。取り組み方、といった方が適切かもしれないです。
川口 それは感じます。医院経営に対して理解を示される方は、正しい情報をお伝えすると、より積極的に取り組もうとされることが多いですね。
石原 そういう先生方は、開業される以前に勤められていた医院が経営に対して前向きに取り組んでいたところが多いようですね。いざ自分で開業すると、やはり以前お勤めされていた医院の経営スタイルを自然と踏襲されるようです。そこは無意識レベルであったりしますが。
川口 なるほど。そのあたりの感性は開業医の方々も若い時分に身に着けられていることが多いわけですね。とすると、二代目、三代目の先生方は、理解が早いというのは先代の影響が多分にあるのかもしれませんね。
石原 そうですね。最近では、将来独立開業することを見越して就職される勤務医の方々も多いようですね。経営に対する取り組み、スタッフに対する考え方などを学ぼうという姿勢で就職しているわけです。

理想の将来像の設定から逆算して必要なことを伝える

石原 インベストメントパートナーズでは、資産形成を含めて、医院経営などの総合的なコンサルティングをされていらっしゃいますが、現場の感覚としてはどうですか?
川口 そうですね、石原先生がおっしゃったとおり、私たちは総合的な知識と、これまでの成功事例をたくさんもっていますので、適切なコンサルティングを行える自負があります。
石原 今までは開業医に特化して、総合的に相談を聞いてもらえるところって意外となかったんですよね。
川口 そうですね。ただ今までなかったからか、その部分を理解していただけないことが多いのが、現状です(苦笑)。
石原 というと?
川口 幅が広すぎて逆に何を相談していいのか、わからないという方が多いですね。
石原 (笑)。確かに、総合的だと、何から聞いていいのかわからないということですね。私も、業種業態を分け隔てなくコンサルティングをしていると言うと、途方に暮れる社長さんが多いです。そういう現状に対してどういう風に向き合ってられるんですか?
川口 私たちは院長先生ご自身の資産形成のコンサルティングを主にしていますので、まずは将来像、つまりファイナンシャルゴール(達成目標)のイメージの設定から始めさせていただいています。リタイア後の人生を、どれぐらい豊かに過ごしたいかを最大限に明確にイメージを共有して、それに対する必要な資産の形成の方法を一緒に考えていくというスタイルです。
石原 なるほど、ゴールイメージから逆算的に事象を組み立てていく感じですね。かなり信頼関係が必要になってきますが、顧客の方々からの満足度はすごく高い。つまり実績を残されているわけですが、その要因は、ご自身ではどう分析されていますか?
川口 石原先生のコンサルティングを受けている開業医の方々の最近の傾向を教えていただけますか?

資産形成の真の目的を理解されている方が多いです

石原 なるほど、そういった資産運用のスタイルは海外では一般的ではありますが、日本ではまだ馴染みがないと言えばないですね。どういった開業医の方が顧客になることが多いですか?
川口 開業されて5年くらい経って、ようやく医院経営の今後の展望を考え始める方々に、私たちのサービスをお勧めするようにしています。ただ、開業後10年以上経っていたとしても、私たちの考え方、価値観に共感していただける方には、『少し遅いかもしれないけど…』と慌てる感じで私たちに様々な相談を持ちかけてくださる方もいらっしゃいます(笑)。そういう意味では、資産形成の真の目的を理解されている方ですからね。
石原 では、逆にどういう方とは、あまり相性が良くないですか?(笑)
川口 本業よりも投資に力を入れられたい方は、あまり合わないようですね(笑)。
石原 なるほど、それは私もわかります。あくまで、医業を行っていくうえで、資産形成や経営の知識やスキルが必要になっていくものですものね。私のコンサルティング・スタイルも同様で、本業を補助するためにいろいろなアイデアや経験を授けることもありますが、やはり本業ありきでないと、という考えです。
川口 そうですね。本業を頑張って、うまく軌道に乗っていくと自ずと医院経営の問題が出てくるわけです。法人化、節税、スタッフ雇用問題など。そして将来のことを見据えると、院長先生ご自身の資産形成にも取り組まないといけないわけです。
石原 本業である医療と経営の両方に取り組むとなると本当に大変ですよね。私のクライアントも、みなさんやはり治療方法などに対する勉強にすごく熱心な人がいらっしゃいます。そうすると時間が無い!と悲鳴をあげられています。私の考えは、医院経営も経営者、ここでは院長先生になりますが、一番大切なのは『時間』を生み出すことですよ、とアドバイスしています。
川口 具体的にはどういうアドバイスをなさっているのですか?
石原 私の場合は、直接的ではありますが、集客の方法を教えています。保険外治療の取り組み方などです。この辺りは直接的過ぎるかもしれなのですが、やはり売り上げをあげ、経営的に余裕を持っていただくことで『時間』を生み出す。そして、その時間で最新医療の勉強などに取り組んでいただき、患者様の役に立つ、という流れの方が、無理が無いと思っているんですね。高き志は、安定した医院経営の中で両立されるものですから。
川口 同感です。経営面の悩みを無くしていただいて医業に専念していただきたいですね。資産形成の考え方も同様です。将来の憂いを無くしていただいて医業に専念していただく、というわけです。

資産形成、スタッフ問題から後継者の学資保険まで

石原 将来の憂いというと後継者の問題なども、開業医の方にはついて回る悩みですね。
川口 そうですね、後継者の問題は本当に悩まれている方が多いです。学資保険をいくつも組まれていて、どれが適切なんですか?という相談もよく受けます。逆にこちらから、『そういうお悩みはお持ちではないですか?』と話すと、そんなことまで相談して大丈夫なんですか? と驚かれることもしばしばです。
石原 そういう意味では、資産形成相談、医院経営相談などの範疇ではないですよね。まさに人生のパートナーという立ち位置。日本におけるオンリーワンの存在ですね。
川口 そのために益々、精進していきますので、石原先生もお力添え、よろしくお願いいたします!