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経済的成功の先にある「理想的な人生」の見つけ方とは?

私のもとには、日々さまざまな悩みをもった人が相談に訪れます。その中で感じる率直な印象が、「資産運用と人生が繋がっていない人が多い」ということです。

特に最近は、「とにかく節税したい」「単純にお金を増やしたいので良い方法を知りたい」といった相談が寄せられますが、このような内容で相談に訪れる人のほとんどは、資産運用において具体的な目標・目的をもっていません。しかしこれでは、資産運用の失敗リスクが上がるだけでなく、たとえ成功しても有効に資産を活用することは難しいと言えます。

そこで今回は、目標・目的がないまま資産運用を始めてしまう背景や、古代インドから伝わる人生論、資産運用の概要、人間の欲望の根本と連動する人生のゴールを挙げながら、本当に幸せな投資とは何かを詳しく説明します。


目次

1. 目標・目的なく資産運用を始めてしまう背景

2. 古代インドの人生論「四住期」とは?

3. そもそも「資産運用」とは?

3-1. お金の価値の測り方

3-2. お金の価値は「お金を使う人の状態」によって異なる

4. 人間の欲望の根本と連動する「人生の5ゴール」について

まとめ


1. 目標・目的なく資産運用を始めてしまう背景

「とにかく節税したい」「お金を増やすのに良い方法が知りたい」と考え、実際に資産運用を実践したとしても、成功の可能性は大幅に低まります。たとえ経済的成功をしても、その先の人生が理想的なものになる可能性も低いと言えるでしょう。

このような願望をもつ背景には、2020年から始まった新型コロナウイルス流行による行動制限・経済活動の制限のほか、事業成長や昇給の見込みがないうえでの株価上昇など、さまざまあります。


また、この株価の上昇も、「単純にお金の価値が減っていて、インフレで資産が上昇しているだけだ」と考える人も多くいます。

ここで、『21世紀の資本』の著者であるフランスの経済学者、トマ・ピケティが考える有名な公式を見てみましょう。

上記の通り、トマ・ピケティは「労働による収入の向上より、資本による成長の方が高く、経済成長が低くなればなるほど、資産家と労働者の格差は広がる」と考えています。

近年の日本は恐ろしいくらいに、資本収益率・経済成長率の格差が広がっている時代と言えます。資産家と労働者における格差の広がりを解決するために、お金をただ残しておくのではなく、個人資産運用を考える人も増えています。

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2. 古代インドの人生論「四住期」とは?

古代インドでは、人の一生を4つの大きな括りに分けた「四住期(しじゅうき)」という考え方があります。

それぞれのステージにおける生き方の判例を示し、規範に即した生き方をすれば、幸せな人生を送ることができるとされ、「理想的な生き方」として現代でも全世界に影響を与えています


学生期(がくしょうき)                     

【0歳~25歳】

誕生して人間としての生きる知恵をつけるための学びの時期
家住期(かじゅうき)

【25歳~50歳】

社会人として伴侶を得て家庭を作り、仕事に励む時期
林住期(りんじゅうき)

【50歳~75歳】

仕事や家庭から卒業し林に庵を構えて、自らの来し方行く末を深く瞑想する時期
遊行期(ゆぎょうき)

【75歳~100歳】

林(庵)から出て思うままに遊行して人に道を説き、耳を傾け、人生の知恵を人々に授ける時期

学生期から家住期までが、「職業選択」のステージなら、家住期から林住期までは、いわゆる「職業的成功」のステージと言えるでしょう。そして、仮に「職業的成功=経済的成功」なら、林住期から次の成功である遊行期へは、今回のテーマである「人生の真の成功」と定義できます。

経済的成功をすればお金にも余裕が生まれますが、その先の老後において、経済的成功によって得たお金で日々を過ごすだけと考えると、人生は、儚くも、物足りなくも、寂しくもあります。人生の成功というのは人それぞれですが、経済的成功の次のビジョンをしっかり掲げるためには、経済的成功の先にある理想的な人生を見つけなければなりません。

では、経済的成功の次のビジョンとしては、どういった要素が考えられるのでしょうか。近いものとして考えられる要素には、天職の発見や才能開花、さらに人生の使命、自己実現、夢の実現などが挙げられます。

3. そもそも「資産運用」とは?

資産運用の本質を知らないまま、「とにかく節税したい」「お金を増やしたい」という願望だけで行動を起こしても、真の満足を得られる可能性はほとんどありません。

理想的な人生を見つけ、その人生に向けて進むためには、そもそも資産運用とは何なのかを理解しておきましょう。

資産運用とは、保有している資産を投資して運用し、効率的に増やすことであり、これからの人生をより良いものにするために行うことです。

「資産が増えたら人生が良くなるのは当たり前じゃないか?」と思う人もいるかもしれません。実際にはその通りですが、「資産が増える=人生が良いものとなる」というイコール関係は当たり前すぎることから、資産運用の目的として含めない人も多くいます。

また、「人生をより良いものにするために資産運用を始める」という考えに至らない人の多くは、お金の価値を正しく測れていないことも実情です。

3-1. お金の価値の測り方

お金の知識が少しでもある人なら、「今日の10,000円」と「来年の10,000円」とで、単純に価値が違う可能性があるのは理解できるでしょう。

では、20歳がもつ10,000円と、80歳がもつ10,000円の価値に違いがあることや、なぜ違いがあるのかという理由をしっかりと説明できる人は少ないのではないでしょうか。

ヒントを出すとするならば、「20歳はあと60年以上生きられる可能性がある一方で、80歳は余生が短い」という点です。

あと60年以上生きられるであろう若者にとっての10,000円は価値が高く、そのお金でさまざまな知識や経験を買えば、今後の人生につなげることもできます。しかし、余生が短い高齢者にとって価値のあるものは、家族からの愛情や周囲の人からの優しい声かけなど、お金で買えないものがほとんどです。

つまり、お金は人生の終わりが近づくと、どんどん無価値になるのです。

ピンと来ていない人に向けて、私の経験談から例え話をします。

私は子どものころ、今でも幅広い年齢層に愛されている「ドラゴンクエスト」というロールプレイングゲームに没頭していました。

旅を進めるにあたってどんどんレベルの上がる敵との戦闘に勝つため、前半では弱い敵とコツコツ戦い、戦闘で得たお金で強い武器や装備、道具を買っていました。このように、旅を進めつつ強くなるために、「お金の取得」は非常に大切な要素でした。

しかし、ゲームの終盤となれば、最後のボスを倒すことだけが目的となっていたのです。「ラスボスを倒す」という目的のみに縛られた段階では、かつてあったお金の価値はなくなっていて、ゲームの中でもそれほど意識しなくなります。

人生にも近いところがあって、若いときは訪れたことのない街や出会ってない人、経験したことのないイベントが無限にあり、たくさんの選択肢もあります。冒険して新たに出会っていく感覚は非常に楽しいものですが、年老いてくると最終目的が見えてきて、得られる経験や手に入れられるものは概ね予想がつくうえ、かつて複数あった選択肢もせいぜい1~2つに絞られます。

お金の価値は、それを他のモノやサービスに交換できるところにあります。しかし、交換したい、要するに何かを買いたいという意志が働く前提として、「人間の欲望」があります。

若いときは、欲しいものやしたいことが多すぎて、お金はいくらあっても足りません。しかし、年齢を重ねると欲の質が変わってきます。お金で交換したいものがなくなれば、お金はあなたにとって無価値になるでしょう。

どんな人でも、いずれは必ず死ぬわけですが、死の直前になってもモノを買いたいという人はほとんどいません。

加えて、「死ぬまでにお金を使い切る」「葬式代だけ残して生きている間に全部使う」と口で言いながら、お金を残して亡くなるケースも多くあります。人間はいずれ死ぬ生き物ですが、具体的に何歳まで生きられるかは知る由もありません。いつまで生きられるかわからない中、「人生が終わる時点で資産をゼロにする」という点にピンポイントで着地を目指しても、実現は困難と言えるでしょう。

3-2. お金の価値は「お金を使う人の状態」によって異なる

お金の価値は、使う人の状態によって変わります。とは言え、お金を使う人の状態とは、その人の年齢や健康状態のみを指すわけではなく、具体的には下記のような要素で状態が構成されます。


●   人生の状況


●   ステージ


●   人生観


●   幼少体験


●   使命感


●   やりたいこと


●   余命 など


人はそれぞれ考え方が異なり、「自分が思う死ぬまでにやりたいことを、すべて実現したい人」から、「幼少期の体験をバネに社会の課題解決を使命にする人」、「老後は妻と世界中を旅行して楽しみたい人」など、理想の生き方もさまざまです。

また、若い人は選択肢がたくさんあるからこそ、「その選択肢を叶えてくれるお金や資産を、とりあえずたくさん持っておきたい」と感じ始めます。それが、最初の段階で感じるお金の欲望です。

あらゆる選択肢を選び、自分なりの人生を切り拓いたあとは、人生というゲームの目的が徐々に見えてくるようになります。人によっては、開業や転職など、何かを始めるケースが多いでしょう。しかし何を始めるにしても、家庭があったり、仕事があったり、人付き合いがあったりして、お金が必要という欲望は継続してあるでしょう。

必要だからと手にした富は、次にどう活用したら良いのでしょうか。それを考えていくことが、経済的成功の先にある理想的な人生のスタートと言えます。

経済的成功の先にある理想的な人生のスタートにおいて重要なのが、「とにかく節税がしたい」「お金を増やしたい」と単純に考えるよりも、少しずつ自分の人生のライフサイクルについて考える時間を増やすことです。

人生の後半に向けて、資産と人生観が噛み合うと、人生は大きく好転していきます。

4. 人間の欲望の根本と連動する「人生の5ゴール」について

我々は、「人間の欲望の根本は、5つのゴールと連動する」と考えています。

ファミリー・ドリーム・アビリティ・キャリア・ソーシャルという5つの観点において、自分が理想とするゴールを満たさなければ、真の成功とは言えないでしょう。後悔のない人生だったと感じられるためにも、それぞれのゴールを設定しておくことが大切です。

5つのゴールをすべて達成するために、1つずつコツコツと努力を続ければ、いつかは「自分らしい生き方」ができるようになります。そして、自分らしい生き方と富のコントロールが繫がったときこそ、理想の生き方・本当に幸せな投資を実現できるようになるでしょう。

まとめ

精神分析家・発達心理学者であるエリクソンが提唱するライフサイクル論では、人生の最後のテーマとして、「人生の統合」「自分の人生に感謝できるか?」があります。

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人生の最後に、自分がこれまで歩んできた人生を肯定して旅立てるかどうかは、極めて重要です。そのためには、現代の社会において多くの人が抱えがちな「資産の悩み」をなくしておきたいところですね。

私たちは、「自己実現×自立投資環境×資産管理⇒理想的な人生の実現」というメソッドを提唱しています。経済的成功はもちろん、その先の理想的な人生を見つけたいと考える皆さまが、私たちのメソッドを使って幸せな人生を実現できるよう応援しています。

  ご相談・お問い合わせ|株式会社インベストメントパートナーズ-医師に特化した資産形成 インベストメントパートナーズ公式サイト

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※本記事の内容は、作成時点の制度・規制・規約・市況などの情報を基にして作成しております。改正等により記載内容の実施・実行・対応などが行え場合がございますので予めご了承ください。最新情報に基づいた内容などについては、「ご相談・お問い合わせ」ページからご確認いただけますと幸いです。​​​​​​​

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