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医師向けワンルームマンション投資は 本当に節税になるのか?メリット・リスクを正直に解説

「節税になります」という言葉で勧められるワンルームマンション投資。確かに節税効果は存在します。しかし、その節税効果が本当に得をしているのか、隠れたコストとリスクを正確に計算した医師はほとんどいません。本稿では、節税の仕組みを数字で分解し、向いている医師・向いていない医師、そして代替手段との比較まで、包み隠さず解説いたします。


目次[非表示]

  1. 1.ワンルームマンション投資の節税メカニズムを数字で正確に理解する
    1. 1.1.節税の仕組み:3つのステップ
  2. 2.新築 vs 中古ワンルーム——どちらの節税効果が大きいか
  3. 3.節税効果は永続しない——減価償却が終わった後に何が起きるか
  4. 4.成功するケース vs 失敗するケース——数字で比較
    1. 4.1.成功ケース:都心・中古・駅近物件
    2. 4.2.失敗ケース:地方・新築・節税目的の物件
  5. 5.ワンルームマンション投資の正直なメリットとリスク
    1. 5.1.正直に語るメリット
  6. 6.向いている医師・向いていない医師——正直な判断基準
  7. 7.不動産投資の前に「これだけはやるべき節税」との比較
  8. 8.それでも購入を検討するなら——7つの必須確認事項
  9. 9.まとめ

ワンルームマンション投資の節税メカニズムを数字で正確に理解する

「節税になる」という言葉だけで判断する前に、節税の仕組みを正確に理解する必要があります。ワンルームマンションの節税効果は「減価償却費」と「ローン金利」、「税金」「保険料」など不動産投資にかかる様々な経費が賃料収入を上回り、帳簿上の赤字(不動産所得の赤字)が生まれることで、給与所得と損益通算されて税金が下がる仕組みです。

節税の仕組み:3つのステップ

ステップ1:購入した物件の建物部分を「耐用年数(RC造・マンションは47年)」で割り、年間の減価償却費を計算する(現金支出はゼロだが帳簿上の経費として計上できる)。

ステップ2:ローン金利(元本返済は経費にならないが、金利部分は経費になる)と管理費を合計した経費が、賃料収入を上回ると「帳簿上の赤字(不動産所得の損失)」が生まれる。

ステップ3:この損失を給与所得と損益通算することで、課税所得が減り、税金が下がる(節税効果)。


【新築 vs 中古ワンルームの節税メカニズム:詳細計算表】

項目

計算根拠

新築ワンルーム(例)

中古ワンルーム・築15年(例)

購入価格

3,500万円

2,000万円

建物部分(課税対象)

土地建物の比率次第

約1,750万円(50%想定)

約1,000万円(50%想定)

法定耐用年数(RC造)

47年

47年

47−15=32年(残存)

年間減価償却費

建物÷耐用年数

約37万円/年(1,750÷47)

約31万円/年(1,000÷32)

年間賃料収入(想定)

月8〜10万円

約108万円(月9万円×12)

約84万円(月7万円×12)

管理費・修繕積立金(年間)

物件次第

約24万円

約18万円

帳簿上の不動産所得

賃料-減価償却-管理費等

108-37-24=47万円(黒字)

84-31-18=35万円(黒字)

ローン金利(年間)

2,000〜3,000万円・金利2%

約63万円/年

約38万円/年

金利を経費に加えると

帳簿上の所得への影響

47-63=▲16万円(赤字→節税効果あり)

35-38=▲3万円(わずかに赤字)

節税効果(帳簿赤字×実効税率43%)

約7万円/年

約1万円/年

■ 実際の現金支出(返済元本含む)

ローン元利合計

▲約190万円/年(元利合計)-108万円賃料=▲82万円/年

▲約103万円/年-84万円=▲19万円/年

※上記はすべて概算モデルです。実際の数値は物件・ローン条件・耐用年数・管理費等により大きく異なります。


この計算表で最も注目していただきたいのは最終行「■ 実際の現金支出」です。新築ワンルームの例では、「年7万円の節税効果」を得るために「年82万円の現金赤字(持ち出し)」が発生しています。

7万円の節税のために82万円を払っている——これが「節税になる不動産」の実態です。もちろん、元本返済分はローン残高が減るという形で資産として蓄積されていますが、それは「節税効果」ではなく「強制貯蓄」です。


[ 注意 ] 節税効果(年数万〜30万円)と現金赤字(年数十万〜100万円超)を混同しないことが最重要です。「節税になっている」と感じていても、現金ベースでは大きなマイナスが続いているケースが多くあります。


新築 vs 中古ワンルーム——どちらの節税効果が大きいか

ワンルームマンション投資には「新築」と「中古」という大きな区分があります。節税効果・収益性・リスクの観点から、この2つを正確に比較しておくことが購入判断の基礎となります。


【新築ワンルーム vs 中古ワンルーム:節税・収益・リスクの全面比較】

比較項目

新築ワンルーム

中古ワンルーム(築10〜20年)

購入価格

3,000〜4,000万円(都心)

1,000〜2,500万円(都心中古)

表面利回り

3〜4%(購入価格が高い分、低くなりやすい)

4〜6%(価格が低い分、利回りが取りやすい)

修繕リスク

当面は低い(設備が新しい)

設備老朽化・大規模修繕の時期が近い可能性あり

節税効果(減価償却)

耐用年数47年で割るため、年間の減価償却費が少なく節税効果が小さい

残存耐用年数が短いほど年間の減価償却費が大きく、節税効果が高い

融資の通りやすさ

高い(新築は担保評価が高く、融資条件が有利になりやすい)

物件・銀行次第(築年数が古いほど融資条件が厳しくなる傾向)

出口(売却)の想定

近年では新築時価格を上回る売却価格事例も多いが、全て需要次第。長期保有で損益分岐が出る設計が必要

価格が下がりにくい立地なら売却しやすい。ただし築古になるほど買い手は減る

※上記は一般的な傾向です。物件の立地・グレード・管理状況によって大きく異なります。


節税効果は永続しない——減価償却が終わった後に何が起きるか

「節税になる」という説明を受けて購入した多くの医師が、数年後に「最初ほど節税にならなくなった」と感じ始めます。この現象には明確な理由があります。


【ワンルーム投資の4つのフェーズ:節税効果の変化と医師への影響】

フェーズ

時期の目安

投資の状況

医師にとっての影響

フェーズ1:節税効果あり

購入〜数年間

ローン金利+減価償却費が賃料を上回り、帳簿上の赤字が出る→節税効果が生まれる

給与所得と損益通算で税金が減少。節税効果を体感できる時期

フェーズ2:節税効果の縮小

購入後5〜15年頃

ローン元本が減り金利が小さくなる。帳簿上の赤字が縮小し、節税効果が弱まる

「最初は節税になっていたのに、最近はあまり節税にならない」と気づく時期

フェーズ3:課税強化

減価償却終了後(RC造は47年後)

減価償却費がゼロになり、賃料収入がほぼそのまま課税対象になる→税負担が増える場合も

節税どころか追加納税が必要になる。「持ち続けるべきか」の判断が必要

フェーズ4:出口の判断

購入後10〜30年頃

物件の老朽化・修繕費増加・賃料低下が重なり、保有の継続を検証すべきタイミングが到来

「今売るべきか・持ち続けるべきか」の判断が資産形成の勝敗を分ける時期

※上記は一般的なフェーズの整理です。物件・ローン条件により変化のタイミングは異なります。


この表が示す最も重大なポイントはフェーズ3です。建物の減価償却が終了すると(RC造の場合は購入から47年後ですが、残存耐用年数分のみの場合はもっと早く終わります)、「帳簿上の経費」として計上できた減価償却費がゼロになります。その後は賃料収入がほぼそのまま課税対象となり、節税どころか追加の税負担が増えることがあります。


[ 実例 ] Iさん(44歳・外科・勤務医)のケース:37歳のときに「節税になる」と勧められた新築ワンルームを購入。購入から7年間は確かに年10〜15万円の節税効果を実感していた。しかし、ローンの元本が進み金利支払いが減るにつれ「帳簿赤字」が縮小し、44歳の今では年間の節税効果はほぼゼロに。毎月の現金持ち出しは続いており、「節税のために買ったのに、節税にならなくなった今もローンは続く」という状況に。


Iさんのケースは典型的な「節税フェーズの終焉」です。購入時に「節税効果は購入後何年間続くのか」「節税効果がなくなった後もこの投資は続けるべきか」を確認していれば、少なくとも「想定の範囲内」として対処できたはずです。

成功するケース vs 失敗するケース——数字で比較

ワンルームマンション投資が「成功する場合」と「失敗する場合」は、物件の立地・購入価格・ローン条件によって大きく分かれます。以下の2つのケースで、10年間の実際の損益を比較します。

成功ケース:都心・中古・駅近物件


【成功ケース:都心・中古築8年・実質利回り重視の物件(10年間シミュレーション)】

項目

計算根拠・条件

年間(概算)

10年累計(概算)

物件概要

都心駅5分・中古築8年・購入価格2,200万円・金利1.8%・30年ローン

家賃収入(月8.5万円)

空室率5%考慮

約97万円

約970万円

ローン返済(元利合計)

月約7.9万円

▲約95万円

▲約950万円

管理費・修繕積立金

月約1.2万円

▲約14万円

▲約140万円

固定資産税

年間5万円想定

▲約5万円

▲約50万円

節税効果(不動産赤字×43%)

帳簿上の赤字約20万円

約8万円

約80万円

ローン残高の減少(元本返済)

10年で元本が約170万円減少

約17万円/年

約170万円(資産増)

■ 10年後の総合損益(概算)

約+80万円(黒字)

想定売却価格(10年後)

都心需要維持で▲5〜10%と想定

約2,000〜2,100万円

ローン残高(10年後)

約1,800万円前後

約200〜300万円の含み益(立地次第)

※上記は概算モデルです。実際の数値は市場環境・空室率・修繕状況等により大きく異なります。


このケースでは、10年間を通じてほぼトントン〜微黒字となり、さらに立地の良さから10年後の売却時に含み益が生まれる可能性があります。「節税」が目的ではなく「長期の資産形成」として機能しているモデルです。

失敗ケース:地方・新築・節税目的の物件


【失敗ケース:地方・新築・節税専用として提案された物件(10年間シミュレーション)】

項目

計算根拠・条件

年間(概算)

10年累計(概算)

物件概要

地方都市・駅15分・新築・購入価格2,800万円・金利2.0%・35年ローン

家賃収入(月6.5万円→徐々に低下)

空室率10%・5年後に家賃1万円低下

約70万円(平均)

約700万円

ローン返済(元利合計)

月約9.3万円

▲約112万円

▲約1,120万円

管理費・修繕・空室損失

管理費+空室対応

▲約25万円

▲約250万円

節税効果(初期は赤字→縮小)

5年後以降は節税効果がほぼゼロに

約10万円(平均)

約100万円

■ 10年後の総合損益(概算)

約▲570万円(赤字)

想定売却価格(10年後)

新築プレミアム消失+地方需要低下で▲30〜40%

約1,680〜1,960万円

ローン残高(10年後)

約2,300万円前後

オーバーローン:売却しても▲300〜600万円の追加負担が必要

※上記は概算モデルです。実際の損益は物件・市場環境等により異なります。


このケースでは、10年間で約570万円の現金赤字に加え、売却してもローン残高を下回る状態という状況が生まれています。節税効果(累計約100万円)をはるかに上回る損失が発生しています。


[ 注意 ] 「表面利回り5%の地方新築ワンルーム」が「都心の実質利回り3.5%の中古マンション」より損をするケースが多くあります。利回りの数字だけでなく、実質利回り・価格の安定性・流動性を総合的に判断することが重要です。


ワンルームマンション投資の正直なメリットとリスク

本稿では「節税になる」という言葉の裏側を解説してきましたが、ワンルームマンション投資にはメリットが存在することも事実です。正直にメリットとリスクの両方を整理します。

正直に語るメリット

レバレッジ効果:医師の信用力で低金利ローンを引くことで、少ない自己資金で大きな不動産を保有できる。これは医師だけが持つ大きな武器です。

インフレヘッジ:現金の購買力が下がるインフレ局面において、不動産という実物資産はインフレに連動しやすい特性があります。

長期的な家賃収入:老後に向けて、毎月安定した賃料収入を得るインカムゲインとして機能する可能性があります(立地が良い物件に限る)。

強制貯蓄の機能:毎月ローンを返済することは、「返済分だけ自動的に資産が積み上がる」という強制貯蓄の側面があります。

節税効果(一定期間):前述の通り、一定期間は帳簿上の赤字が節税効果を生みます。完全なゼロではありません。

正直に語るリスク

空室リスク:入居者がいない期間は収入がゼロでもローンの返済は続きます。特に地方・築古物件では空室率が高くなりやすい。

修繕リスク:設備の老朽化・給排水管の修繕・大規模修繕の積立不足により、想定外の費用が発生します。

価格下落リスク:購入価格より売却価格が下回った場合、損失が確定します。特に新築物件は購入直後の価格下落が大きい。

流動性リスク:「売りたい時に売れない」「売れても安値になる」という流動性の低さが、人生設計を縛るリスクになります。

節税効果の一時性:前述の通り、節税効果は永続しません。減価償却が終わると課税が増えることがあります。

金利上昇リスク:変動金利型のローンで金利が上昇すると、毎月の返済額が増加し、キャッシュフローが悪化します。

向いている医師・向いていない医師——正直な判断基準

ワンルームマンション投資は、すべての医師に向いているわけではありません。向いている医師と向いていない医師の特性を正直にお伝えします。


【ワンルーム投資に向いている医師 vs 向いていない(要注意)医師】

観点

ワンルーム投資に向いている医師

ワンルーム投資に向いていない(要注意)医師

投資の目的

「長期の家賃収入が欲しい」「資産の分散を図りたい」

「節税のため」「とにかく税金を減らしたい」を主目的にしている

財務の状況

住宅ローンが少ない・投資ローンを加えても返済比率が20%以内に収まる

住宅ローンが重く、投資ローンを加えると返済が手取りの30%超になる

物件への意欲

自分の価値感ではなく、賃貸や売買の需要、都市開発計画など客観的視点で検討できる

自分の主観で物件を判断してしまう状態にある

時間的視野

10〜20年の長期保有を前提に、キャッシュフローが多少マイナスでも許容できる

短期での節税効果を求めており、長期保有のリスクを理解していない

リスク許容度

空室・修繕・価格下落のリスクを数値で把握したうえで「許容できる」と判断している

「医師だから大丈夫」「不動産は値下がりしない」という根拠のない安心感がある

※上記はあくまでも一般的な判断基準です。個別の状況・目標・リスク許容度によって判断は異なります。


特に重要なのは「投資の目的」の列です。「節税のため」を主目的にした不動産投資は、前述の通り「節税効果が縮小した後も物件を持ち続けなければならない」という状況を生みます。「収益性・資産分散・長期の家賃収入」を目的として、節税はあくまで副次的な効果として捉えることが、判断を正しく保つ基準となります。

不動産投資の前に「これだけはやるべき節税」との比較

「節税が目的」であれば、ワンルームマンション投資より手軽で確実で、現金赤字が発生しない節税手段がいくつか存在します。ワンルームマンションを検討している医師は、まず以下の手段をすべて使い切っているかを確認してください。


【ワンルーム投資 vs 基本の節税手段:正直な比較】

手段

節税効果(年間・年収1,500万円)

元本リスク

流動性(換金性)

手間・管理の煩雑さ

ワンルームマンション投資

年0〜30万円(物件次第)

中(価格下落・空室リスク)

低(売却に時間)

小~高(管理・確定申告・修繕対応)

iDeCo(月2.3万円)

年10〜13万円(確実)

運用リスクはあるが元本割れは限定的(インデックスなら)

低(60歳まで引き出し不可)

低(口座設定のみで自動)

ふるさと納税

年15〜30万円(上限まで)

ほぼなし(控除に変換)

高(年内に寄附するだけ)

非常に低(ネットで完結)

新NISA(積立投資枠)

運用益が非課税(長期で数百万〜)

元本割れリスクあり(市場変動)

高(いつでも解約可)

低(自動積立設定のみ)

法人活用(MS法人)

年200〜500万円(収入規模次第)

事業リスクはあるが設計次第

高(設立・運営・申告が必要)

※上記は概算比較です。個人の年収・状況により数値は異なります。


この表からわかる通り、ふるさと納税・iDeCo・新NISAという基本的な節税・投資手段を使い切らずに、ワンルームマンション投資を先行させることは、合理的な順序ではありません。「ふるさと納税で年15〜30万円の節税効果を確実に得てから、追加の節税手段を検討する」というのが正しい優先順位です。


[ Point ] 「節税が目的」なら、まずふるさと納税・iDeCo・新NISAを満額活用することが最優先です。これらは現金赤字なし・元本リスク最小・手間最小という圧倒的な優位性があります。不動産投資はこれらを「やり切った後の次の選択肢」として検討することをお勧めします。


それでも購入を検討するなら——7つの必須確認事項

本稿の内容を踏まえたうえで「ワンルームマンション投資を検討したい」という方のために、購入前に必ず確認すべき7つの問いを提示します。これらすべてに「Yes」と答えられる状態でなければ、購入を見送ることを強くお勧めします。


【購入前の必須確認:7つのチェックポイント】

購入前に確認すべき問い

「No」なら購入見送りを検討

実質利回り(管理費・空室・税金を引いた後)を計算したか

表面利回り4%でも実質1〜2%になることが多い

節税効果ではなく「現金ベースのキャッシュフロー」が黒字か試算したか

帳簿上の節税が現金赤字を上回るケースが多い

10年後・20年後に「いくらで売れるか」のシナリオを複数用意したか

出口の見えない投資は、身動きが取れなくなるリスクがある

物件を紹介した業者以外の専門家(利害関係なし)に意見を聞いたか

1社の意見だけで決めることは最大のリスクの一つ

金利が2%上昇しても・空室率が30%になっても返済できるか試算したか

最悪ケースで赤字になる計算なら、借入規模を見直すべき

現地(物件・周辺エリア)を自分の目で確認したか

現地を見ずに買うことは医師として「診察なしで手術」と同じ

iDeCo・ふるさと納税・新NISAをすべて活用したうえで「まだ節税が必要」か確認したか

これらを使わずに不動産節税を先行することは本末転倒

※3つ以上「No」がある場合は、購入を一時停止し、利害関係のない税理士・FPへの相談を先行させることを強くお勧めします。


まとめ

本稿を読んでいただいた方への正直な回答を、最後にまとめます。

節税効果は「存在する」:減価償却費とローン金利や様々な経費によって帳簿上の赤字が生まれ、一定期間は給与所得と損益通算して税金を下げる効果は確かにあります。

しかし節税効果だけで購入判断をすることは「危険」:節税効果だけしか目的に無い場合は、その他の手段があることは事実です。

節税効果は永続しない:ローンの元本が進み金利が減ったり、減価償却が進むと節税効果は縮小します。減価償却が終わると追加課税になる可能性もあります。

成功するかどうかは「物件の質」と「正しい目的設定」次第:都心・駅近・実質利回りを正確に確認した物件を「長期資産形成」目的で購入するなら有効な手段になりえます。

節税が目的なら、まず基本手段を使い切る:ふるさと納税・iDeCo・新NISAを満額活用していない段階での不動産投資は、優先順位が逆です。


「節税になると言われたから」という理由だけで購入した結果、現金赤字が続き身動きが取れなくなる——このような事態を避けるために、本稿の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。



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※本記事の内容は、作成時点の制度・規制・規約・市況などの情報を基にして作成しております。改正等により記載内容の実施・実行・対応などが行え場合がございますので予めご了承ください。最新情報に基づいた内容などについては、「ご相談・お問い合わせ」ページからご確認いただけますと幸いです。

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