ブログ

BLOG
医師・歯科医師に特化した総合資産管理コンサルティング

格差が始まって20年!!ここまで進んだ格差

確実に転換期を迎えている。



 格差が始まって20年!!


 ここまで進んだ格差・・・


 ゆっくりとした変化に気がつかないことに、【茹でガエル(ゆでがえる)】という有名な言葉がある。

wikipedia の説明では、


~以下引用~


 茹でガエル現象


 茹でガエルの法則とも呼ばれ


 ビジネス環境の変化に対応する事の重要性、困難性を指摘するために用いられる。

~引用終わり~



 冷水から徐々に温度を上げていくと、変化に気付かずカエルが死んでしまうという話です。



 変化の中にいると、変化を感じることはできない。



 しかし、世界から見た日本は、今までのポジションから確実に違う国へと、変化をしています。



 指標からわかること・・・『格差』

 厚生労働省がに集計している


 「所得再分配調査」という報告書がある。


 平成20年所得再分配調査 結果の概要(PDF:213 KB)


 

 この報告書は、


 主に 所得格差 税金 社会保険料負担 によって格差を軽減するための報告書です。


 


 そして、格差の実態を把握するために、「ジニ係数」という有名な指標があります。



 イタリアの統計学者


 コッラド・ジニが考案した指標で


 格差が 小さい ほど に近い数字となり


 格差が 大きい ほど に近い数字になるというものです。



 日本では、


この 「ジニ係数」 年々 上昇の方向 に動いています。


 最新の平成20年度版

 「所得再分配調査」では、

 平成8年までしか記載されていませんでしたが、

 平成11年度版とあわせて紹介します。

  インベストメントパートナーズの不動産投資 インベストメントパートナーズの不動産投資 平成11年度および平成20年度「所得再分配調査」より引用


※所得再分配前


昭和62年 ・・・・・ 0.4049 


平成2年 ・・・・・  0.4334


平成8年 ・・・・・  0.4412


平成11年 ・・・・・ 0.4720


平成17年 ・・・・・ 0.5263


平成20年 ・・・・・ 0.5318



 このようにジニ係数は上昇を続けているのです。


 では、このジニ係数の意味合いはどのようなものか?




※所得再分配後


ジニ係数   意味合い
~0.1 極めて平等な社会。現実には存在しがたい。
0.1~0.2 ほとんど格差がない社会。個々人の努力を阻害する懸念がある。
0.2~0.3 格差が少なく安定した社会。
0.3~0.4 格差がある社会。競争・活力という面からは好ましいこともある。
0.4~0.5 格差がきつく、社会を不安定にする要素がある。
0.5~ 不平等な社会。さまざまな問題が生じやすい。


 ※所得再分配とは


 税制や社会保障などを通じて、高所得者から低所得者へ富を移転させること。


 上記記載


 「平成20年 ・・・・・ 0.5318」は、


 所得再分配前の係数なので、


 「ジニ係数・・・意味合い」


 0.5~ 不平等な社会。さまざまな問題が生じやすい。

 とはならないがジニ係数0.5が意味するところは、


 「上位25%の金持ちが、全ての富の75%を所有している。」


 ことになります。


 そして、世界から見れば、


 日本の格差社会はどのレベルか?


 OECD諸国での富裕層と貧困層の格差についてまとめたデータがあります。

『Bプランコンサルティング日誌』資産運用・投資コンサルティング会社の代表のアメブロ

経済協力開発機構(OECD)より引用



  図の数字の【OECD平均:8.9倍】というのは


 所得分位の 上位10%(富裕層) の 所得


 下位10%(貧困層) 8.9倍 という意味です。



 つまり


 単純に富裕層の所得が貧困層の約9倍あるということです。




 このデータの通り、OECD諸国の中で日本は、第7位の格差大国となっています。


 かつて、日本は


 「1億総中流」と言われ格差が少なく


 理想的な成長モデルを築いてきました。


 それは、もう過去のことになっていることは間違いありません。


 

格差の大きい国として、私達も理解しておくべきでしょう。




記事一覧に戻る



<関連記事>



よく、聞かれるので~ご案内~入れときます。



 専門家集団をシェアリングして

 かしこく資産形成をしたい方 コチラカラ

 

  ブレーンとのリレーション体制を

 いつでも利用できる資産形成環境に

 ご興味がある方 コチラカラ


  プライベートバンクサービスの1つ

 ファミリーオフィスサービスに近い

 開業医に特化した、専門シェアリングサービスに

 ご興味がある方 コチラカラ


人生観 共有 資産形成 設計管理 【ファミリー・オフィス・サービス】


Bプランコンサルティング募集の案内



はじめて「このブログへ来てくださった方」へのご挨拶・・・川口一成と申します。

     インベストメントパートナーズは


私たちが発する「価値観」「コンサルティング着眼点」など


      私たちの言葉から生まれる


  「世界観」が、商品であり財産と考えます。


  私たちは、あなたの「人生観」「理想未来」


   「性格や好み」にいたるまでお聞きし


       あなたにふさわしい


  「理想未来実現 資産形成計画」を提供します。

  

     新感覚のクライアント体験の提供


            それは、


          「人が人に主義」

      

      「先代からの投資経験の継承」


       「想像未来の価値観創造」


    「脅威対策型から、理想未来実現型へ」


         「示される着眼点」


     「最高の投資意思決定環境の提供」


  「専門家リレーションによる資産形成環境の提供」



「人が人に主義」


合理化された金融サービスから一線を引き、人が人に、「想い」「「人生観」「アイデンティティ」お聞きするスタイルにこだわる。



「先代からの投資経験の継承」


はじめて資産形成を考える人でも、考える順序が示されるので、投資経験10年クラスの人と同等の検討環境を提供する。



「想像未来の価値観創造」


先駆者の「資産形成計画」「構想」など、様々な事例が示されるため、モデルを見つけることできる。


他のプランと対比することで、自分の理想的な「カタチ」がわかり、理想未来を定義できる。


そして、そのプロセスでは、多様な価値観の中から、「自分らしさ」を含めた、想像未来を描けるようになる。



「脅威対策型から、理想未来実現型へ」


脅威を煽るように対策を迫られるようなアプローチではなく、自ら理想的な未来の「あり方」を想像し、定義し、そこから、必要な計画を作成する方法なので、真の満足を約束できる。



「示される着眼点」


満足な資産形成計画を得るには、必ず押さえるべき「前提条件」「箇所」があります。


「考えるべき要因」として、予め起こりえる事をまとめ整理されているので、ライフイベントの度に、見直しを繰り返さなくても済む。



「最高の投資意思決定環境の提供」


最高の投資意思決定とは、「未来の価値を理解し、投資するかどうかの価値が理解できること」「メリット・デメリットが精査されていて、投資判断基準が明確であること」「類似ケースが示され、高い視点、幅広い視野で、総合的な解決策であること」



「専門家リレーションによる資産形成環境の提供」


最高に資産形成環境とは、「税務」「法務」「労務」「資産形成」「保険」「リタイアメント」「教育」「生活」「趣味・プライベート」など、あらゆる専門家にかこまれ、人生観や好みを理解した専門家と、いつでも相談できる環境にあること。


ホームページはこちらから『Bプランコンサルティング』

人気記事ランキング

タグ一覧